にしお小児科クリニックのブログ クリニックブログ

梅花

  • 2019.03.25

先日、PALS(小児2次救命処置)インストラクターの更新講習会に行ってきました。北の国では梅がいい香りを漂わせていました。教える側もいろいろとアップデートが必要だと感じました。教え教えられる教育について少し考えてみました。子どもの教育(初等、中等)の方法論は千年単位であまり変わっていないように感じます。けれども現在ネットとAI(自動翻訳機能を含む)で情報の収集は誰でも何処でも何時でも、質はともかくできるようになり、これまで教育の一つの根幹であった情報、知識の蓄積の優位性は揺らいでいると思います。道具(情報)の使い方、道具の作り方、新規の道具の必要性などを教えるのが教育となるのでしょうか?また最近成人教育の重要性、方法論が数々語られています。研修医教育に従事していた頃、試行錯誤しましたが結局ベストと言えるものには行きつけませんでした。

私は小児腎臓専門医でその基礎トレーニングを旧東京都立清瀬小児病院腎臓内科(現在は統合され東京都立小児総合医療センター)において受けました。小児腎不全治療の黎明期を築かれ、今でも尊敬する本田雅敬先生に教えを乞いました。技術面は言うに及ばずですが、全国から集まったみんなの仲がよいのが印象的でした。良き教育の例と思っていますが現在語られる成人教育とはやや趣きが異なった気がします。教育に多くを捧げた孔丘の、上知と下愚は移らず(論語)、と現在の成人教育は相入れるものでしょうか。教えるとは容易なことではないと感じています。

清瀬で学んだ土地は梅園と言いました。紅白梅が美しいところでした。筍も採れるところでした。建物は恐ろしいほどボロでした。教育は「人」に尽き、それは天賦の才なのでしょうか。今回は成人教育についての雑感です。私など凡夫は常に学び続けるのが喜びです。

PALS 宮城

  • 2018.10.31

10月28日、秋も深まる仙台、愛子の宮城県立こども病院にPALS(小児2次救命処置)のインストラクターとして伺いました。インストラクターの先生方、受講生の皆さん(旧職に所属している先生や看護師さん、初期研修医諸君など)と旧交を温めました。危機的状況に陥った子どもの生命を救おうとする手段を学ぶ場所で、皆さん貴重な時間を割いて楽しくも真剣に受講していました。みんな元気で何よりでした。

この短時間で全ての救命の技術を伝えるのは土台無理な話で基礎の基本をお伝えするのが精一杯と考えています。伝えるべきは小児救命救急の spirit だと思います(いい日本語が浮かびません)。その一つは、私の勝手に尊敬する小児救急医の(故)市川光太郎先生のお言葉ですが、「(救急外来に)来てくれてありがとう。」というのがあります。小児救急に携わったことのない人には、何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、私には目から鱗で涙が出そうでした。

PALSはAHA(米国心臓学会)が作成したもので、全世界で認定されています。教授内容の細部については同意できない部分もありますが、このようなシステムを作るの能力と維持する努力には感心せざるを得ないです(経営的に成立させるとことも含めて)。米国が世界一であり続ける理由の一つと思います。教授法としては drill で、反復練習、教練(軍事)の意味通りです。余談ですが、インストラクターのアップデートの講習会に参加した時、米国から講師の先生方(大ベテランの初老の方々)がいらっしゃいました。途中なぜかBLS(basic life support; 心臓マッサージと人工呼吸)が壇上で始まり、ベテラン先生方が嬉々として教えていました。実際に行動することが真に好きな人たちだと、驚きを持って感じました。さらに脱線しますが米国では公衆衛生(public health)が日本と比較にならないくらい重要視されています。これは医療におけても戦略を重視している表れです。一方でBLS, PALSといった戦術というか実技についても莫大な労力を割いています。この両輪があってこそレベルの高い医療が実現すると思います。ただ、医療には費用がかかり米国式の医療提供が最善とは思いません。日本もルールを作る側に早く行けるといいと思います。あらぬ脱線でしたが、自分に接する機会のある子どもたちの役に少しでも立てればと思います
PALSはAHA(米国心臓学会)が作成したもので、全世界で認定されています。教授内容の細部については同意できない部分もありますが、このようなシステムを作るの能力と維持する努力には感心せざるを得ないです(経営的に成立させるとことも含めて)。米国が世界一であり続ける理由の一つと思います。教授法としては drill で、反復練習、教練(軍事)の意味通りです。余談ですが、インストラクターのアップデートの講習会に参加した時、米国から講師の先生方(大ベテランの初老の方々)がいらっしゃいました。途中なぜかBLS(basic life support; 心臓マッサージと人工呼吸)が壇上で始まり、ベテラン先生方が嬉々として教えていました。実際に行動することが真に好きな人たちだと、驚きを持って感じました。さらに脱線しますが米国では公衆衛生(public health)が日本と比較にならないくらい重要視されています。これは医療におけても戦略を重視している表れです。一方でBLS, PALSといった戦術というか実技についても莫大な労力を割いています。この両輪があってこそレベルの高い医療が実現すると思います。ただ、医療には費用がかかり米国式の医療提供が最善とは思いません。日本もルールを作る側に早く行けるといいと思います。あらぬ脱線でしたが、自分に接する機会のある子どもたちの役に少しでも立てればと思います。

ロータリー新設

  • 2018.10.19

流山おおたかの森駅は2005年つくばエクスプレスが開設にあたり東武野田線との交点に新設されました。約20年前の航空写真から見ると山林に人家が点在する風景のようです。駅の四方で最も開発が遅れていた西口にロータリーの全貌が見えてきました。屋根付きの停留所がみられ、道路が整備されています。ただ更地の部分に何が作られるかまだ不明です。どのような街になっていくのか楽しみです。これまでいろいろ新しい街を見て感じるのは、整然と硬質な空気が流れていることです。古い町にあるやや無秩序で雑然とした空間の湿気った空気を感じることはありませんでした。これを恣意的に作るのは無理なのでしょうか。年月という過程を経なければ発生しないモノでしょうか。そんな部分もあると安らぐのではと思っています。

西口のロータリー
(右端のが当院の入ったビル)
西口のロータリー
(右端のが当院の入ったビル)


ご来訪

  • 2018.10.10

昨日の午後、前職の患者さんのT君親子、K君親子が秋休みのお時間を割いて会いに来てくれました。いろいろとお話しができて楽しかったです。ありがとうございます。お土産まで頂き恐縮です。お二人ともいい経過を辿って調子も良さそうで安心しました。現在は私の代わりに気鋭の若手小児腎臓医、K先生、N先生がよく診てくれています。焦りは禁物ですが、早く完治するようと心から願っています。

喜久水庵は地元で有名なお菓子屋さんで、初売りで茶箱を渡す事で有名な  ‘   お茶の井ケ田 ’  グループです。

お土産




颱風一過

  • 2018.10.02

風台風の去った後は青空となりました。地球の薄皮の中での出来事ですが結構大変でした。

下弦の月

当院では本日からインフルエンザワクチンを開始しました。ワクチンの確実な提供のため予約は6日前までにとしています。10/6、11/3以外は10月、11月の土曜日は乳児健診、予防接種、インフルエンザワクチンの枠を1時間延長しています。11/3は9:30〜11:30インフルエンザ専用です。

本日、当院の予約システムで @icloud.com  などのアドレスに一部返信メールが届かずご迷惑をかけているようです。電話でも予約は受け付けておりますのでご連絡下さい。現在、修復中とのことです。

掲示板のような内容となってしまいました。



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